現役屈指のスピード能力は健在だ。栗東坂路で
ミッキーアイルが叩き出した時計は4F50秒3-36秒9-12秒5という猛タイム。これまで放馬で49秒台を出したことはあったが、実質の自己ベストは、3歳時の
安田記念直前に出した50秒4。これを休み明けにも関わらず、0秒1更新した。
攻め駆けする
ダノンリバティ(4歳オープン)と併入してみせた。「先週よりしまいがしっかりしていました。動きは良くなっていますよ。イメージ通りでしたし、パワフルで力強さがあります」と新コンビを組む松山は好感触を口にする。
浜中の落馬負傷により、突然回ってきた騎乗依頼。松山には期する思いがある。「どう乗るかは先生と相談してからになりますが、せっかくいただいたチャンスですから、思い切った騎乗をしたい」と気合が入っている。既に浜中に直接アド
バイスを請い、イメージもできている。次走に控える
高松宮記念(3月27日・中京、芝1200m)に弾みをつけるためにも、
ステップレースとはいえ、負けられない気持ちで挑む。
提供:デイリースポーツ