無敗の2歳王者
リオンディーズがいよいよ始動。同馬が無傷の3連勝を決めて
皐月賞へ向かうか、
朝日杯FSで敗れた
エアスピネルが逆襲するか、それとも両馬と初対戦の
マカヒキが一気に主役の座を奪うか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/6(日)
弥生賞(3歳・GII・中山芝2000m)
リオンディーズ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は新馬戦を勝って挑んだ
朝日杯FSで、最後方待機から直線で一気に
エアスピネルを捕らえて優勝。史上初となる、キャリア1戦での朝日杯制覇を果たした。2000mの新馬戦ではかなり掛かっていただけに、今回は折り合いがカギとなりそうだが、そんな懸念は吹き飛ばすような内容を見せてほしいところだ。
エアスピネル(牡3、栗東・
笹田和秀厩舎)は断然の人気を背負った
朝日杯FSで、一旦は期待どおりに抜け出したものの、
リオンディーズの強襲にあい2着に敗れた。しかし本馬も3着馬には4馬身差をつけており、世代トップクラスの実力の持ち主であることは証明している。ここで朝日杯の雪辱を果たして、クラシックへ向け弾みをつけることができるか。
マカヒキ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は新馬戦、
若駒Sと2連勝。いずれもムチも使わず楽勝しており、まだ全く底を見せていない。ここで
リオンディーズらも破って3連勝を決められれば、一気にこの馬が春のクラシックの主役となるだろう。
その他、ここと同条件の
寒竹賞を勝っている
タイセイサミット(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)、
ディープインパクト産駒イマジンザット(牡3、美浦・
斎藤誠厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時45分。