桜花賞トライアル、チューリップ賞(GIII・芝1600m)に、阪神JF(GI)2着のウインファビラス(牝3・美浦・畠山吉宏)が出走する。ウッドチップコースでの追い切り後に、松岡正海騎手に話を聞いた。

「先週まではもっさりしたところがあったので追わなければなりませんでしたが、今日は掛かっていましたし、終いはセーブする余裕もありました。僕が3本追い切りに乗ってレースに行くということを馬がわかっていますので、今日は跨った瞬間から違いましたし、常歩も違いました。

　今回はトライアルなので無理はしませんが、ある程度は仕上げておかないと走った後に疲れが出ますので、そうならないように仕上げています。去年から大きく変わった感じはしませんが、デリケートな女性を扱うように(笑)、気性には気をつけて攻め馬をしています。今日の追い切りでもかかっていましたが、それはこの馬の良いところでもありますね」

(取材・写真：佐々木祥恵)