解散した松田博厩舎から1日付で須貝厩舎へ移った
アルバートドックが、栗東CWで僚馬
シュウジ(3歳オープン)をねじ伏せて1馬身先着。馬が戸惑わないよう“マツパク流”と言えるCWでしまい重点。6F82秒4-37秒7-12秒3のタイムに、須貝師は「レース間隔が短いから目いっぱいにはやらなかったが、良かったと思う。いい状態で引き継いだこともあって、いい仕上がりで出せそうだね」と、前任のトレーナーに感謝の言葉を述べた。
一緒に移籍してきた松田博・元調教師の長男・松田剛助手の存在も頼もしい。当初は転厩してきたばかりということを考慮し、
中日新聞杯に出走する予定はなかったが、「松田くんが“使ってもいいと思います”と言ってくれた。馬のことは分かっているからね」と、その進言を受け入れて、急きょ出走を決めた経緯がある。
「ハンデ(57キロ)はちょっと気になるが、まあ仕方ない。最終的には
安田記念(6月5日・東京、芝1600m)が最大目標になるかな。まずはここでいい結果を出したい」。偉大な先輩トレーナーの財産を生かしてみせる。
提供:デイリースポーツ