マイネルハニーは美浦坂路を1本、4F71秒7でゆっくり登坂してからWで単走。最後まで馬なりのままで切り上げた。5F70秒4-39秒5-13秒4のタイムに、「いい感じだった。でも、相手が強いから8着狙い」と笑顔で話した栗田博師。手綱を取った柴田大は「速くなっちゃいそうだったので」と、時計が速過ぎないように注意したようだ。
前走は逃げ切り勝ちを決めた。「ハナにはこだわらないけど、競馬場に行くとテンションがすごいんです。どうしても力むので」と主戦は今回も出たなりの競馬をする構え。さらに、「道悪は全然苦にしません。スイスイ進んで行くのでほかの馬より有利ですね。(天気予報の)土曜の雨が残ってくれたら」と空模様を気にしていた。
アドマイヤモラールは、美浦Wで
ファルコンSに出走する
ショウナンライズ(3歳オープン)を追走して併入。全身を使うフットワークが目を引いた。
京王杯2歳S2着など重賞でも奮闘。上原師は「時計(5F70秒0-39秒4-12秒3)は速くないが、併せて気合を乗せる追い切り。粘り強い馬で、折り合って行ければジワジワ伸びる。
皐月賞(4月17日・中山、芝2000m)の権利を獲りたい」と3着以内を目標に掲げる。
提供:デイリースポーツ