陣営の合言葉は“無敗で
皐月賞へ!”。
ドレッドノータスが無傷の3連勝を狙う。「
皐月賞(4月17日・中山、芝2000m)は強いメンバーがそろう。こちらも無敗で出走した方が盛り上がるでしょ」と矢作師は満面に笑みをつくった。
最終追い切りは栗東坂路。僚馬
ケイリンボス(5歳1000万下)を追走。鞍上との折り合いも完璧に、4F51秒4-37秒3-12秒4と上々のタイムで、最後は0秒3先着を決めた。しっかりとしたフットワークが仕上がりの良さを物語っていた。
母は重賞3勝馬
ディアデラノビア。デビュー前から注目の好素材は、ともに1番人気で新馬-
京都2歳Sと連勝し一気に
エリートコースへ。主戦の
武豊は「実戦に行っていいタイプ。気性的に前向き過ぎるところはあるけど、それが競馬でいい結果を生んでいるようだ。1週前に騎乗して感触はつかんでいるし無敗で
皐月賞に行ければ」と期待を寄せる。
今回は初の長距離輸送になるが、指揮官は「中山に行くだけ。それほど問題はない」とサラリと言う。「普段からうるさいから、前日輸送で落ち着いてくれれば。
皐月賞に向けていい競馬を」と大舞台へ夢をはせる。
提供:デイリースポーツ