共同通信杯6着から
毎日杯(3月26日・阪神芝1800m)で巻き返しを図る
スマートオーディン(栗東・松田国英厩舎)。今朝23日は全休日明けだったが、レースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
坂路をキャンターで駆け上がった後、Eコースを経由して、CWに正面から入場。
ダノンロンシャンを追走する内容だったが、向正面でその差は広がっていき、とても追いつきそうにないくらいの距離になった。
もう単走になるのかなと思いきや、4コーナーでは外から一気に捲るような脚。エンジンがかかると、その加速力は次元が違っていて、一瞬で前に出てゴールでは大きく先着した。時計は6F80.5〜5F64.3〜4F49.7〜3F36.4〜1F11.9秒と半マイルが抜群に速い。
1週前追い切りの時点で6F時計の自己ベストを更新しているが、これで2週続けて速い時計をマークしたことになる。この追い切り前に松田国英調教師に話を聞くと「これまでは追い切りで動かしすぎないように加減してきましたが、オーナーと相談した上で、今回は攻めていく調整にしています」ということだったので、これで結果が出なければ、といったところだろう。
(取材・写真:井内利彰)