3枠(6)番。
ミッキーアイルを送り込む音無師は、枠順決定の知らせを平常心で受け止めた。「枠順のことは特に考えていませんでしたが、偶数で比較的内なら問題ないでしょう。いいと思います」。主導権争いを展開することになる
ハクサンムーンは8枠(18)番、同じく
ローレルベローチェも7枠(15)番という外枠を引き当てた。
その並びを確認した指揮官は「行く馬の中では、一番内を引いていますからね。ハイペースになったとしても行くしかない」と明言。改めて“逃げ”にこだわる姿勢を明確にした。金曜朝はEコースからゲートへ。メニューを予定通りにこなして臨戦態勢を整えた。馬体の張りは上々。大一番へと向かう作業に誤算は生じていない。
3着だった昨年は4番手から組み立てたが、これは意識的に控えたため。「行けましたが、引っ張ってあの位置に。(今年は)問題なく行けるはず」。先頭で最初のコーナーを迎えるイメージは出来上がっている、とトレーナーは話す。スピードスターに徹して短距離王へ。光速の逃げを桶狭間で完結させる。
提供:デイリースポーツ