脚部不安を再発し、11月25日付で引退した
ウインデュエル(牡6)が、26日に静内町の
アロースタッドに入厩して来春の種牡馬生活に備えている。種付料は現在のところ未定。
同馬は、
父サンデーサイレンス、
母ミヤビサクラコ(
その父ノーザンテースト)という血統で、全兄に03年
京都ハイジャンプ(JGII)などジャンプ重賞4勝を挙げ、昨年種牡馬入りした
ウインマーベラス(牡8)、98年北海道
3歳優駿(交流GIII)の覇者
キングオブサンデー(牡9、栗東・
森秀行厩舎)、
JRA現7勝の
ロイヤルキャンサー(牡7、栗東・
森秀行厩舎、01年
京成杯-GIII・3着)、全妹に
ジョウノビクトリア(牝3、栗東・
森秀行厩舎、05年
クイーンC-GIII・2着)がいる一族。99年セレクトセール当歳にて6000万円で落札されていた。
デビューこそ02年8月と遅れたが、経験馬相手に大差勝ち(1.9秒差)を収め、1年4ヶ月の休養を経た6戦目から、オープンまで破竹の6連勝を達成するなど活躍。再び長期休養に入ったが、今年9月の
ペルセウスS(OP)で快勝していた。現役最後のレースは
エニフS(OP-5着)。通算成績14戦9勝。