今度こそチャンスをつかむ。前走の
東京新聞杯で1番人気に推された
ダッシングブレイズは、最後の直線で内ラチに激突してまさかの競走中止に。吉村師は「苦しいポジションに入ってしまった。能力的には重賞でも通用するし、今回はしっかり結果を出したい」と力を込める。
アク
シデントの後遺症はない。最終追い切りは栗東坂路で単走。馬任せの走りで4F53秒3-38秒7-12秒2をマークした。24日の1週前追いには新コンビの戸崎圭が騎乗し併せ馬を消化。「あのひと追いで仕上がった。直前は気合を乗せるぐらいでいいだろう。全て予定通り」と、指揮官は笑顔で話す。
騎乗していた浜中は長期の離脱を強いられているが、幸いなことに馬は右トモの外傷程度で済んだ。最大目標の
安田記念(6月5日・東京、芝1600m)に向けて、まずは仕切り直しの一戦で結果を出したい。
提供:デイリースポーツ