注目はやはり
メジャーエンブレム。ここまで圧倒的な強さを見せている昨年の2歳女王が、順当に1冠目を手にするか。それとも同馬と初対戦の
シンハライトや
ジュエラーなどがこれを阻むか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/10(日)
桜花賞(3歳・牝・GI・阪神芝1600m)
メジャーエンブレム(牝3、美浦・
田村康仁厩舎)は昨年の阪神JFを完勝し、今年初戦の
クイーンCも圧勝。特に1分32秒5というタイムを叩き出した
クイーンCは圧巻の強さだった。次の
オークスはともかく、マイルのここでは付け入る隙はなさそうで、順当に1冠目を手にする可能性は高いだろう。
シンハライト(牝3、栗東・石坂正厩舎)は前走の
チューリップ賞で無傷の3連勝を飾り、いよいよここで
メジャーエンブレムと激突する。強烈な決め手と接戦を制することができる勝負強さを武器に、大本命を打ち破ることができるか。
ジュエラー(牝3、栗東・
藤岡健一厩舎)は
チューリップ賞でハナ差の2着。
シンハライトとの競り合いに敗れはしたものの、決め手は互角と言ってよく、大型馬だけに使った上積みも大きそう。逆転しての戴冠が期待される。
その他、
チューリップ賞でマイナス14キロだった馬体が戻っていれば怖い
レッドアヴァンセ(牝3、栗東・
音無秀孝厩舎)、一度使って良くなりそうな
アットザシーサイド(牝3、栗東・
浅見秀一厩舎)、
チューリップ賞3着の
ラベンダーヴァレイ(牝3、栗東・
藤原英昭厩舎)、
メジャーエンブレムに唯一土をつけている
デンコウアンジュ(牝3、栗東・
荒川義之厩舎)、抽選対象も魅力のある
カイザーバル(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。