前哨戦の
弥生賞では2着に敗れた2歳王者の
リオンディーズ。決戦を間近に控えた10日の1週前追い切りは、栗東CWで5F66秒8-11秒5(馬なり)。ラストは持ったままで、抜群の推進力を見せた。「雰囲気は悪くなく、イメージ通りのケイコができましたよ。前走時よりも反応が良くなりましたし、テンションは変わらず落ち着いています」と鈴木助手。主戦のM・デムーロが
桜花賞を制したのも心強い限り。本番できっちりと巻き返す。
未知の魅力なら
ディーマジェスティ。6番人気で
共同通信杯をV。3強とは未対決とあって、注目が集まる。「前走は状態面でまだまだのところがありながらも、あのメンバーで勝ったことに価値がある」と主戦の蛯名。美浦Wの1週前追い切りでは、攻め駆けする古馬と併せて余力十分に併入。5F66秒5-12秒4(馬なり)のタイムに、「感触は良かったし、馬体にたくましさが出てきた。ここでいい結果を出せれば先に楽しみが広がる」とご満悦。アッと言わせるシーンがあっても驚けない。
提供:デイリースポーツ