ダート無敗の
アウォーディーは栗東CWで
ピオネロ(5歳1600万下)と併せ馬。一杯に追われ、6F84秒3-38秒1-12秒1をマークし、半馬身先着を決めた。松永幹師は「上がり重点だけど、良かったと思う。しっかりとやれているし、不安なく来ることができた」と納得の表情だ。
ダート転向後は3戦3勝。前走の
名古屋大賞典では2着馬に2秒4差と力の違いを見せつけた。
武豊は「めったにない圧勝劇。ダートでは底を見せていないし、以前よりも馬が良くなっている。今なら芝でもと思えるぐらいにね」とその良化ぶりに驚く。
今後、地方交流GIに参戦するには、まだまだ獲得賞金が足りない現状。「賞金加算。それしかない」とトレーナーは力を込めた。UAEダービーを制した半弟
ラニに負けじと、連勝街道を突き進む。
気配の良さを伝えた。
アスカノロマンは栗東CWで単走追い。6F86秒0-39秒5-13秒2。馬なりだったが、力強いフットワークで駆けた。またがった太宰は「動きは良かったですよ。体質が強くなったのが一番」と笑顔。GI初挑戦の
フェブラリーSで3着と地力強化を示した。「得意な条件じゃないのにあれだけの脚が使えた。1800mの方が競馬しやすい」と距離延長での前進を狙っていた。
提供:デイリースポーツ