シャープな動きを見せた。
アネモネSを制した
チェッキーノは美浦Wで追われた。5頭で隊列を組み、その3番手からスタートし、そのままの形でフィニッシュ。4F55秒4-40秒8-13秒5を記録した。
騎乗した杉原(レースはルメール)は「距離が二千なのでケイコは
リラックスして走らせることをテーマに。前後に馬がいても、いい雰囲気で追い切れた」と動きに満足する。藤沢和師も「ゆったりと走っていたし、いい感じだった」とうなずく。前走後は将来を考えて無理をさせず、
桜花賞をパスしてここに備えた。その成果は軽快なフットワークに表れている。
今回は初距離となる2000m戦。師は「母父が
サンデーサイレンスで父は
キングカメハメハ。血統から二千は大丈夫でしょう」と問題視していない。
母ハッピーパス、全兄
コディーノはともに重賞ウイナー。良血馬が重賞初挑戦での初制覇を虎視たんたんと狙っている。
提供:デイリースポーツ