本番と同じ舞台で行われるダービー
トライアル・
青葉賞。今年はデビューから2連勝の
アルカサル・
レーヴァテインや、ここで復帰の良血馬
プロディガルサンなど、好メンバーが揃った。
日本ダービーに名乗りを上げるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/30(土)
青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m)
プロディガルサン(牡3、美浦・
国枝栄厩舎)は
ドバイターフを勝った
リアルスティールの全弟という良血馬。今年の初戦に予定していた
弥生賞を骨膜炎のため回避したあと、ここを目標に調整してきた。新馬戦、
芙蓉Sと連勝し、続く東京スポーツ杯2歳Sでも2着と2歳時から素質の片鱗を見せており、ここも上位争いが期待される。
アルカサル(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)は新馬戦、
水仙賞と無傷の2連勝。長くいい脚を使えるのが魅力で、初の東京コース、相手強化のここもあっさりクリアできるようなら本番の
日本ダービーでも楽しみ。
レーヴァテイン(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)は前走の500万下でクビ差の2位入線となったが、先着馬
ヴァンキッシュランの斜行により、繰り上がって2連勝を飾った。半兄
アプレザンレーヴ、
レーヴミストラルがこのレースを勝っており、本馬自身もダービー向き。兄達に続くことができるか。
その他、
京成杯・
共同通信杯で3着に入っている
メートルダール(牡3、美浦・
戸田博文厩舎)、降着後の
アザレア賞をキッチリと勝った
ヴァンキッシュラン(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)、
スプリングSで2着に入った
マイネルハニー(牡3、美浦・栗田博憲厩舎)、
すみれSで復調気配を見せた
ロスカボス(牡3、栗東・
高野友和厩舎)などもダービー出走権を狙う。発走は15時45分。