スマートフォン版へ

【天皇賞】ゴールドアクター貫禄の動き

デイリースポーツ
  • 2016年04月28日(木) 06時59分
 「天皇賞(春)・G1」(5月1日、京都)

 昨年の有馬記念の覇者ゴールドアクターが27日、美浦Wの併走追いで好調ぶりを示した。青写真通りの仕上げで大一番を迎える。5歳春を迎えて充実期に突入、二度目のG1制覇へ視界良好だ。昨年の菊花賞キタサンブラックは栗東CWで併走追い。落ち着き十分で好気配を漂わせた。なお、枠順はきょう28日に確定。29日に一部ウインズで前々日発売が行われる。

 静かなる示威行動だ。派手なパフォーマンスは一切なしだが、ゴールドアクターがG1ホースの貫禄を十分に見せつけた。美浦Wでトーセンアーネスト(4歳1000万下)を3馬身追走。直線、じわりと差を詰めゴールでは半馬身遅れたが、発する雰囲気は1戦ごとにすごみを増している。時計は5F68秒7-38秒3-12秒7を計時した。

 中川師は「折り合い重視でいい追い切りができたと思う。全て予定通りにきている。やるべきことはやった。状態面は何も言うことはない」と仕上げに関して胸を張った。

 14年菊花賞3着の後に長い休養に入った。「放牧から一度戻したが、トモがまだ緩かった。パンとするまで待つことに」と振り返る。我慢が覚醒モードに切り替わり、破竹の5連勝につながった。

 吉田隼は2週連続で追い切りに騎乗し、コンタクトを取った。「きょうはキャンターから落ち着いていた。言うことなしだと思います」と頼もしい相棒を見やる。コンビを組んで8戦7勝。唯一、3着に敗れた菊花賞も見せ場は十分。当時から馬は格段の成長を遂げた。

 自身も有馬記念を境に変わった。「あの時は故障明け最初の週。普通、G1の経験が浅い騎手に乗せてくれませんよね。オーナー、中川先生はじめ、関係者のみなさんとの絆を感じさせてくれる馬」。今、重圧は高いモチベーションに変化している。「できるだけ内枠が欲しい」という願いがかなえば、2つ目のビッグタイトル奪取が現実味を帯びてくる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す