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【天皇賞・春】(京都)〜キタサンブラックが接戦を制し、GI2勝目

ラジオNIKKEI
  • 2016年05月01日(日) 17時25分
京都11Rの天皇賞・春(4歳以上GI・芝3200m)は2番人気キタサンブラック(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分15秒3(良)。ハナ差の2着に13番人気カレンミロティック、さらに1馬身1/4差の3着に3番人気シュヴァルグランが入った。

キタサンブラックは栗東・清水久詞厩舎の4歳牡馬で、父ブラックタイド母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は10戦6勝。


〜レース後のコメント〜
1着 キタサンブラック(武豊騎手)
「直線で一旦交わされましたが、もう一度伸びてくれると思っていました。位置取りはスタートしてからと思っていましたが、道中は思い通りのレースができて、手応えも十分でした。一気に伸びるタイプではないので早めに動いて行きました。直線でもたついたところで相手に前に出られましたが、よく差し返してくれました。自分自身、久しぶりの天皇賞の勝利はうれしいですね。キタサンブラックはさらに強くなりそうで楽しみです」

2着 カレンミロティック(池添謙一騎手)
「一旦、クビぐらい前に出たのですが、差し返されました。道中はキタサンブラックの後ろでリズムよく走れました。直線に向く時も手応えはよくしっかり伸びて一旦交わしているのですが......。これがGI馬の底力なのでしょうか」

3着 シュヴァルグラン(福永祐一騎手)
「このスローペースは想定していました。しかし、この流れの中、自由に動ける位置にいなかったので、内でじっとしているしかありませんでした。58キロも初めてで、この厳しい条件の中、ラストまでよく伸びてくれました。状態は本当によかっただけに残念です」

4着 タンタアレグリア(蛯名正義騎手)
「前回と同じようなレースをイメージして乗りました。直線では馬群の中からよく伸びています。少しずつよくなってきていますし、秋にはもう一段の成長を期待したい馬です」

5着 トーホウジャッカル(酒井学騎手)
「スタートしてすぐにこれはペースが遅くなると思いました。ですから、この流れの中、ゴールドアクターの後ろにつけて思い通りのレースはできました。直線に向くまでいい手応えでいけましたが、前の馬に楽なレースをされましたからね。それから、今日はうるさいぐらいの雰囲気でしたが、これぐらいの方が走りそうです。とにかく、無事にいければチャンスはあると思います」

6着 アルバート(C.ルメール騎手)
「スムーズなレースができて、この馬なりにがんばっています。ただ、今日はペースが遅かったですね」

7着 ファタモルガーナ(内田博幸騎手)
「課題のゲートも問題なく、道中はキツい競馬になりましたがよくがんばりました。直線では5着もあるかという感じでした。この経験は大きく、次に生きると思います」

8着 フェイムゲーム(H.ボウマン騎手)
「スタート直後に挟まれたのが痛かったです。もう少し前の位置が取れていれば、結果は違ったと思います」

12着 ゴールドアクター(吉田隼人騎手)
「今日はレース前からイレ込みがキツかったです。ふだんもカリカリしている馬ですが、今日は一番イレ込んでいました。それでも、道中は途中から馬の後ろで折り合っていましたし、2周めの坂の下りでいい感じで動いていけたのですが、直線では反応がありませんでした。今日のような馬場だと内ラチ沿いを走らせたかったのですが、それを考えると枠の差もありましたね」

14着 ファントムライト(三浦皇成騎手)
「外枠がアダになりました。それに、下りでノメってしまったぶん、脚がたまりませんでした」

15着 サウンズオブアース(藤岡佑介騎手)
「枠が決まった時点で、ある程度主張していかないと外々を回るレースになると思い、好位からのレースになりました。でも、下りでは手応えが怪しくなっていました。もう少し短い方がいいかもしれません。直線でバラけてからもエンジンがかかりませんでした」

16着 マイネルメダリスト(柴田大知騎手)
「最近、がんばり続けていたせいか、状態があと一歩だったかもしれません」

ラジオNIKKEI

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