「
天皇賞(春)・G1」(1日、京都)
桜花賞の2センチ差に続く4センチ差の惜敗。またもや微差に泣いた。3番手で運んだ池添&
カレンミロティックは、直線ラスト200メートル過ぎから逃げた
キタサンブラックと激しいたたき合いを展開。ゴール手前で一度は前に出たが、最後の最後で差し返された。
13番人気の低評価を覆す銀メダルにも、鞍上は「悔しい。
桜花賞(
シンハライト)に続いての鼻差2着ですから。完璧なレースができたし、馬もそれに応えてくれたけど…」と厳しい表情を見せた。
昨年3着を上回る結果に、平田師は「勝ったと思ったけどな。正直、頑張ってほしいとは思っていたけど、ここまでやるとは。(池添)謙一とも合うんだろう」と奮闘した人馬に最敬礼。
「ジョッキーも歩様が気になるって言ってたし、様子を見てだけど、どうもなければ
宝塚記念へ」と今後を展望した。健在を示した8歳のセン馬が、今後も古馬王道路線を熱くする。
提供:デイリースポーツ