スマートフォン版へ

【NHKマイルC】ドラフタ名門トウショウ牧場“最終世代”の意地

デイリースポーツ
  • 2016年05月05日(木) 06時59分
 「NHKマイルC・G1」(8日、東京)

 名門牧場の意地を見せつけたい。3連勝中のトウショウドラフタが4日、美浦Pで切れのある動きを見せつけた。悪天候も何のその、直線で軽く仕掛けられると瞬時に反応を示し、最後は鋭い伸び脚を発揮。単走で5F65秒0-36秒8-11秒6を記録した。

 萱野師は「しまいはしっかりと反応していた」と満足げな表情だ。今回は中6週と間隔をあけての参戦。「前走後にダメージはあったが、しっかりとケアをして、ここにきて調子を上げている」と万全の態勢で大一番に向かえることを強調した。

 前走のファルコンSで重賞初Vを達成。不良馬場をものともせず、直線一気の競馬で差し切った。「馬場が心配だったが、自分が思っている以上に強かった」と師は目を見張る。コンビを組んで3戦3勝の田辺も「道悪が得意だから勝ったのではない。良馬場の方が持ち味は生きる」と断言し、能力の高さをアピールした。

 トレーナーにとっては力の入る一戦だ。生産者、オーナーのトウショウ牧場は、昨年10月にオーナーブリーダーから撤退。萱野師は奥平真治厩舎の助手時代に“トウショウ”の多くの重賞ウイナーの調教にまたがってきた。その縁で厩舎開業後も毎年同牧場出身馬を管理。開業19年目の今年、“トウショウ”の冠名がつく最後の世代となるドラフタで厩舎のG1初Vを狙う。

トウショウさんの馬でG1に出走できるのは感慨深いものがある。このようなチャンスはなかなかないので勝ちたい」と言葉に力を込めた。名門牧場が残した孝行息子とともに、G1制覇という形で恩返しを果たしたい。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す