8日(日)に東京競馬場で行われるNHKマイルカップに出走を予定しているブレイブスマッシュについて小笠倫弘調教師のコメントは以下の通り。

「ホープフルステークス、京成杯と2000メートルのレースではもう1つだったので距離を詰めてファルコンステークスに出走しました。2着でしたが、外枠からうまく内を突いて地力の高さを見せてくれました。いい競馬だったと思います。
　その後はここを目標にして、厩舎でじっくり疲れを取って調整してきました。今朝の追い切りは横山典弘騎手を乗せてウッドコースでの単走でした。テンションを上げ過ぎないように、かつしっかりと負荷をかけられればいいと思っていましたが、その形通りの追い切りが出来ました。横山典弘騎手も満足そうでした。ここまで順調でこの馬の100％の力を出せる状態です。
　府中のマイルは重賞勝ちしているので舞台としては最高です。マイルの適性は非常に高く、横山典弘騎手も手の内に入れてくれています。パドックでは少しイレ込みがちですが、操縦性の高い馬で上手にレースが出来ます。
　今回のレースでは前にも後ろにも強い馬がいる形になると思いますが、レースは騎手にまかせます。その強い馬を負かして逆転出来ると思っています。」

(取材：小林雅巳)

ラジオNIKKEI