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クイーン賞、グラッブユアハートが大差勝ち

  • 2005年12月15日(木) 15時35分
 15日(木)、船橋競馬場で行われたクイーン賞(3歳上牝、交流GIII・ダート1800m、1着賞金3000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)グラッブユアハート(牝5、美浦・畠山吉宏厩舎)が好位追走からまくり気味に4角で先頭に立つと、直線後続を一気に突き放し、後方から追い上げた6番人気クインオブクインに10馬身の大差をつけ余裕の優勝を飾った。勝ちタイムは1分54秒7(良)。さらにハナ差の3着には2番人気スルーレートが入った。

 勝ったグラッブユアハートは、父Deputy Commander母Kelly Amber(その父Highland Park)という血統の米国産馬。03年1月にデビュー(中山・ダート1800m)し初勝利を挙げると、2戦目はフラワーC(GIII)に挑戦するも15着と大敗。4戦目(新潟・ダート1800m)を6馬身差圧勝し、交流重賞初挑戦となったサラブレッドチャレンジC(交流GIII)ではハナ、アタマ差の3着に健闘する。04年に入り、TCK女王盃(交流GIII)、エンプレス杯(交流GII)2着、マリーンC(交流GIII)でも3着と好走し、スパーキングレディーC(交流GIII)で待望の重賞初制覇を達成。以降も、昨年のクイーン賞、05年エンプレス杯(交流GII)、マリーンCで2着になるなど惜しい競馬が続いたが、前走白山大賞典(交流GIII)では、1年3ヶ月ぶりの勝利を挙げていた。今回の勝利で重賞連勝となった。通算成績20戦6勝(うち地方12戦3勝、重賞3勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手、管理する畠山吉宏調教師ともに同レース初勝利。97年に交流重賞に制定されて以来、JRA勢が6勝、地方勢3勝となった。

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