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ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
3カ月ぶりとなる
クイーンズリングは11日、栗東坂路でブランクを感じさせない最終リハを披露した。
2馬身ほど先行する僚馬
アドナルシー(3歳500万下)に楽な手応えのまま馬体を併せると、最後はきっちりと半馬身先着。4F52秒7-38秒5-12秒5に、手綱を取ったM.デムーロは「動きは良かった。ノーステッキ。まだ余裕があったよ」とうなずく。同じく3カ月ぶりだった、前走の京都牝馬Sで鮮やかな差し切りVを決めたが、「千四は忙しかった。マイルぐらいがちょうどいい」と距離延長に力が入った。
動きを見届けた吉村師も「休養効果で、細化していた馬体が戻っているのは間違いありません。故障して間隔があいたわけではないので、どんなレースをしてくれるのか楽しみなんですよ」と笑みを浮かべていた。
提供:デイリースポーツ