24日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利戦(ダート1600m)は、
北村宏司騎手騎乗の3番人気
ワキノムテキ(牡2、美浦、
萩原清厩舎)が中団追走から直線で外に持ち出すと、逃げ粘る2番人気
シュウザンイーグルを1.1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分40秒6(良)。さらに5馬身差の3着には好位追走の5番人気
ゴーゴーゴーが入った。
勝った
ワキノムテキは、父が新種牡馬の
フレンチデピュティ、
母ブラッシングブロンド(
その父Al Nasr)という血統。10月3日のデビュー戦(中山・芝1600m)は13着に敗れており、ダート替わりとなった2戦目で初勝利となった。通算成績2戦1勝。
フレンチデピュティ産駒は、
函館2歳S(G3)を制した
アンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)を筆頭に、11頭目の勝ち上がりとなった。
2R・2歳未勝利(芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の2番人気
スズノトウコン(牡2、美浦・
加藤征弘厩舎)が、好位追走から逃げた3番人気
シルクセレクトをゴール前で1.1/4馬身捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には4番人気
マイネルガルニエが入った。
勝った
スズノトウコンは、父が新種牡馬の
アグネスワールド、母が98年
スイートピーS(OP)3着の
ブライダルスイート(
その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に現3勝
インセンティブガイ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎、
父エンドスウィープ)がいるほか、伯父に5勝馬
セリサイトダンディ(牡11、
父サンデーサイレンス)がいる。8月21日のデビュー戦(札幌・芝1200m)は0.9秒差の5着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。
アグネスワールド産駒は6頭目の勝ち上がり。