京都11Rの
平安ステークス(4歳以上GIII・ダート1900m)は1番人気
アスカノロマン(
太宰啓介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分56秒2(良)。5馬身差の2着に3番人気
クリノスターオー、さらにアタマ差の3着に4番人気
クリソライトが入った。
アスカノロマンは栗東・
川村禎彦厩舎の5歳牡馬で、
父アグネスデジタル、
母アスカノヒミコ(母の
父タバスコキャット)。通算成績は22戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
アスカノロマン(
太宰啓介騎手)
「行くかと思っていた馬がもたついていたようだったので、自分から行ってペースを作りました。とにかく乗りやすく指示通りに動く馬で、いつも不安なくレースができますが、1番人気でしたから最後まで気は抜けませんでした。まだ上積みの余地がありそうで楽しみです」
(
川村禎彦調教師)
「これで賞金を加算できました。
帝王賞を目指したいとは思いますが、この後は馬の状態を見て、オーナーと相談してから決めたいと思います」
2着
クリノスターオー(
幸英明騎手)
「3〜4コーナーでズブくなる馬が、今日はあまりそういう面を見せませんでした。やはり状態がいいのでしょう。でも、調教の気配ではもっとハミを取ってくれるのでは...と思ったのですが。それにしても今日は勝ち馬が強かったですね」
3着
クリソライト(
川田将雅騎手)
「前のポジションにつけていこうとしても行けなかったので、前半は控えてのレースになりました。でも今日は、上手にいい内容のレースをしてくれました。がんばっています」
4着
サンマルデューク(武士沢友治騎手)
「展開に頼るところがあるのですが、あまりせかさなければ置かれてしまいます。ある程度、脚を小出しにしながらのレースでした。京都でこれだけのレースができたことは大きいですね」
5着
マイネルクロップ(
和田竜二騎手)
「攻め馬の動きが良かったですし、馬の感じも良かったです。今日は無理せず先行できました。こういう形が作れるといいですね」
6着
トラキチシャチョウ(
松山弘平騎手)
「堅実に脚を使ってくれます。昇級でしたが、重賞でもよくがんばってくれました」
10着
ロワジャルダン(M.デムーロ騎手)
「道中の折り合いはスムーズでしたが、全然脚を使っていません」
ラジオNIKKEI