日本ダービー(GI・芝2400m)に向けて25日(水)に追い切った
プロディガルサン、
マイネルハニー、
ブレイブスマッシュについて、関係者に話を聞いた。
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プロディガルサン(牡3・美浦・
国枝栄)について、
田辺裕信騎手。
「先週の追い切りでは、先生は折り合いを確かめてほしかったようですが、最初からわりと良いペースで行って、時計自体も早かったので折り合いは大丈夫でした。今日は時計的にはゆっくりした追い切りでしたが、先週とはさほど変わりはなかったですし、態勢は整っていると思います。
以前騎乗した戸崎騎手から、ハミにぶら下がって走るのが気になると聞いてはいましたが、その走りでも上位に食い込んでいるように力はあるのだと思います。折り合いには良い印象を持っていますし、レースでは馬に気が入ると思いますが、
リラックスして走れるようにしたいです。今年のメンバーは特に強そうですが、何とかその一角を崩したいですね」
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マイネルハニー(牡3・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
「前走の
青葉賞(GII・8着)の後も調整は順調で予定通りに来ています。今日はウッドチップコースで単走で追い切りましたが、1頭だと気持ち良く走りますね。血統的に2400mは十分に持つと思います。あとは展開次第ですね。あまり突かれないでスムーズな競馬をさせたいです」
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ブレイブスマッシュ(牡3・美浦・
小笠倫弘)について、小笠調教師。
「前走の
NHKマイルC(GI・8着)から間隔が詰まっていますし、今日は折り合い重視で後ろから行って、しまい交わすという追い切りでした。ここまで順調にきています。今回は距離が延びますが、得意なコースですし、手の内に入れた鞍上のリードがあればこなせるのではないかと思います。前走は8着でしたが、良い内容でしたし、一線級の中でポテンシャルの高さを見せてくれました。距離延長で条件が替わりますが、状態は良いですよ」
なお、
マウントロブソン(牡3・美浦・
堀宣行)と
アジュールローズ(牡3・美浦・
古賀慎明)は、明日26日(木)に追い切り予定。
(取材・写真:佐々木祥恵)