「ユニコーンS・G3」(19日、東京)
ここまで5戦3勝、2着2回の
パーフェクト連対。着実に階段を上がってきた
ストロングバローズが、いよいよ重賞制覇の時を迎える。
伏竜Sの勝利から2カ月半ぶりの戦線復帰。橋本助手は「前走は危なげなかった。トモに弱いところがあるが、ゆったりしたローテで使っていて、まずまずの状態」と話す。焦らずじっくりと調教を続け、それに応えるように力をつけてきた。
父
マインシャフトは03年の米国
年度代表馬で、
カジノドライヴの父として知られる。この時期からグッと成長していく血統で、1週前追い切りでも、それを裏付ける好馬体を誇示した。重馬場の美浦Wで単走。肩の柔らかみもさることながら、トモも張りを目立たせており、いかにも実が詰まっている印象だ。
ヒヤシンスSでは闘志を前面に出すシーンも見られたが、前走の
伏竜Sは終始
リラックスしていた。「精神的にも成長し、レースが上手になってきた」。心身ともに充実。出世レースをものにして、さらなる高みを目指していく。
提供:デイリースポーツ