スマートフォン版へ

ヒカリまさか最下位の敗因は…坂口師「道悪で走りにくかったのでしょう」

デイリースポーツ
  • 2016年06月17日(金) 06時59分
プリンスオブウェールズS・英G1」(15日、アスコット)

 快挙達成はならなかった。英国王室主催のロイヤルアスコット開催の中でも最高賞金を誇る一戦。15日、格式高き伝統のレースでの勝利を目指した武豊騎乗のエイシンヒカリだったが、まさかの最下位6着に沈み、海外G1・3連勝はならなかった。

 スタートから先頭を奪うも、アップダウンの激しい世界屈指の難コースが立ちはだかる。先月24日のイスパーン賞・仏G1で10馬身差の圧勝を決めた走りが評価され、国際レーティングは単独トップとなる129ポンドを獲得。各国のブックメーカーが単勝1倍台のオッズをつけるなか、その期待もむなしく力なくゴール板を駆け抜けた。勝ち時計は何と芝約2000メートル=2分11秒38。雨の影響を受け、通常より8〜10秒も時計を要する極悪馬場に自慢のスピードがそがれてしまった。

「徐々に掛かりだしていつもより少し早くスイッチが入ってしまったかも」と振り返った武豊。「馬の状態は今までで一番と言ってもいいくらいで、勝つチャンスも十分あると思っていたので残念」と肩を落とした。

 坂口師は「レース後の息の入りも悪くなかったので、力負けと言うより、やはり道悪で走りにくかったのでしょう」と馬場を敗因に挙げる。確かにレースを制した伏兵マイドリームボートはイスパーン賞5着馬。14馬身以上離していた相手が勝利したのだから、力負けではない。

 この後はいったん帰国する予定。年内での引退種牡馬入りのプランもあるなか、秋に再び海外を目指すのか、あるいは国内戦か、その路線が注目される。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す