「宝塚記念・Ｇ１」(２６日、阪神)

　東西の雄が１週前追いで順調さをアピールした。栗東ＣＷでは１６日、昨年の覇者ラブリーデイが躍動。海外遠征の疲れは見られず好調だ。

　調子を上げてきた。ファン投票２位のラブリーデイが、栗東ＣＷを躍動。先行するオリハルコン(５歳５００万下)を楽な手応えでパスし、しまい重点に６Ｆ８３秒０-３８秒４-１１秒５をマークした。

　ゴール前で０秒３先着。入線後も軽く気合をつけられたが、気を抜くことなく、最後まで集中力は途切れなかった。騎乗したルメールは「時計が速かったね。とてもいい感じでした」と好感触を得た様子。海外遠征(クイーンエリザベス２世Ｃ４着)帰りの一戦となるが「ダメージはなく、馬は超元気。走りたい気持ちでいっぱい」と笑顔で返した。

　動きを見守った山元助手も「そんなにやっていないように見えて速い時計が出た。いい傾向だと思います」と内容に合格点。気温の上昇とともに、動きも馬体も上向いてきた。「暑い時季が合うようですね。去年と遜色のない状態ですし、年齢的な衰えも感じられません」と仕上げ人はＶへ手応え。連覇達成へ、視界は良好だ。

提供：デイリースポーツ