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宝塚記念・G1」(26日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、
宝塚記念に出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【
シュヴァルグラン=評価A】
胴長&脚長のスラッとした体形だが、
阪神大賞典時は前後の
バランスが良く筋肉質の好馬体を誇示。そして
天皇賞(春)は重心の
バランスもあるが、臀部(でんぶ)の膨らみがやや落ちた分、少し頼りない姿形になっていた。その分、評価を一枚下げた経緯があるが、今回は2走前同様の
シルエット。細い脚に見合う筋肉質でスラッとした胴体は均整が取れており、前走時以上の出来に映る。少し馬っ気が出かかっているのはご愛嬌(あいきょう)。今回は
阪神大賞典同様に好状態と判断して良さそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前診断〉藤岡康を背に栗東CWで6F84秒9-12秒5(一杯)。大きく追走したとはいえ、直線は
クラリティスカイ(4歳オープン)にあおられた。2週前追いの反応もひと息。実戦タイプではあるが、やや不安の残る攻め気配。
提供:デイリースポーツ