フェイムゲーム(牡6・美浦・
宗像義忠)が
宝塚記念(GI・芝2200m)に向けて、併せ馬で最終追い切りを消化した。追い切り後に管理する宗像調教師の共同記者会見が行われた。
(現在のコンディションは?)
「良いと思っています。牧場でも乗っていますし、こちらに来ても順調に乗れています。飼い葉も食べていますし、動きや馬体についても順調だと思います」
(8着だった前走の春の天皇賞について)
「もう少し前のポジションで行ってほしかったのですけど、少しスタートも遅かったので仕方なかったですね」
(外から差は詰めていたが?)
「最後は脚を使っているのですけどね。少し外を回っていましたし、距離のロスもあったかもしれません」
(レースの疲れは?)
「レース後は放牧に出ましたが、すぐに回復しました」
(
宝塚記念への調整過程は?)
「疲れが取れて牧場で始動ということで、少し速いところを始めました。厩舎に戻って来てそれを継続してという形ですね。去年の春の天皇賞後は疲れがあったのですけど、今年は回復が早かったので、これなら次は宝塚に行けるかなという感じでした」
(今日の最終追い切りについて)
「今日は丸田が乗りましたが、スムーズに走っていました。乗りづらい面がある馬ですが、今日は本当に素直に前向きに走ってくれましたので、良かったですね」
(追い切りでチークピーシーズを装着していたが?)
「感じが良いので、競馬で着けても良いかなとは思っています。少し前向きになってくれればと思います」
(6歳ですが、完成度は?)
「わりと充実した時期だと思います。2年前に
宝塚記念に出走した時よりも、体も大きくなっていますし、精神的にも少し大人になっていますね」
(GI制覇に近づいた感がある?)
「そうですね。体調的に充実した時期だと思います」
(今回レースでは柴山騎手が騎乗するが?)
「何回か調教で乗っていて、感触は掴んでもらっています。できるだけスムーズな競馬ができるようにということを話しています」
(中団あたりで競馬を?)
「内回りですし、後ろからの競馬は厳しいですね」
(梅雨時期だが馬場状態は?)
「良い馬場の方が良いですが、道悪も走っていますので、それなりにはこなせるでしょう」
(相手関係は?)
「元気な4歳がたくさんいますので、4歳馬に胸を借りる形で頑張りたいです」
(取材・写真:佐々木祥恵)