帝王賞と
優駿スプリントの2つの重賞が行われる豪華開催。イ
ベントも盛りだくさんで、ビール片手に観戦するのも心地良い季節になってきた。これぞトゥインクル競馬の醍醐味。
6月30日(木)大井11レースは3歳以上のオープン戦・武蔵野オープン(1600m)が行われる。昨年の南関東生え抜きの
東京ダービー馬
ラッキープリンス(浦和・小久保厩舎)も出走予定。最近の傾向で、中央卒業生たちの名前もズラリと並ぶ。
南関東最年長12歳の
コアレスピューマに次いで、ナンバー2のベテランホースは11歳の
フォーティファイド(大井・渡邊厩舎)。女傑
ファストフレンドの愛息。最近の成績は今一つだが、ここまで重賞レースを使ってきただけに地力の高さを見せつけたい。
7月1日(金)の大井11レースには、
シーサイドカップ
トライアル・
パール賞(1200m)が実施される。重賞
アフター5スター賞トライアルレースの準重賞
シーサイドカップに向けて、1着馬は優先出走権を獲得。
ここはB1以下の選定馬及び選抜馬によって行われるが、最近は中央からの移籍馬が多く、下級クラスの馬たちが重賞に挑戦する機会が少なくなってきた。しかし、
トライアルレースを勝っていけば、勢いのある下級条件の馬たちにもチャンスが広がる。中央卒業生の
ウチデノコヅチ(大井・堀厩舎<小林>)もここから始動予定だ。
(文・写真:高橋華代子)