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【宝塚記念】(阪神)〜牝馬マリアライトが制す

ラジオNIKKEI
  • 2016年06月26日(日) 17時01分
阪神11Rの第57回宝塚記念(GI、3歳以上、芝2200m)は8番人気マリアライト(蛯名正義騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒8(稍重)。クビ差2着に1番人気ドゥラメンテ、さらにハナ差で3着に2番人気キタサンブラックが入った。

マリアライトは美浦・久保田貴士厩舎の5歳牝馬で、父ディープインパクト母クリソプレーズ(母の父エルコンドルパサー)。通算成績は17戦6勝。

〜レース後のコメント〜
1着 マリアライト(蛯名騎手)
「本当に嬉しいです。春3戦目で一番いいデキでしたし、馬場も枠順も恵まれ、強い相手にどこまで出来るかと楽しみにしていました。前半は進んで行かない感じでしたが、3〜4コーナーから促し気味にスムースに上がって行けました。思い通りのレースが出来ました。そう簡単には後ろの馬が来ない馬場なので、ちょうどいいところで流れに乗れました。最後はこの馬の勝負根性でよく頑張ってくれました。スタッフ、関係者みんなでこの馬の成長を待っていて、それが今の結果に結びついていると思うので、感謝しています」

2着 ドゥラメンテ(M.デムーロ騎手)
「4コーナーで内に進路を取ることも考えましたが、スペースがなかったので外に出しました。ずっと左手前で走ったので最後は疲れたようです。ゴール後に滑る感じになってバランスを崩しました。左前脚を痛めたようです」

3着 キタサンブラック(武豊騎手)
「思い通りのレースが出来ました。ラストもよく辛抱しています。あと少しでした。惜しかったですね」

(清水久詞調教師)
「プラス体重でしたが、しっかり筋肉がついていい体になっていました。この馬の形でレースが出来たのですが、1コーナーから2コーナーにかけて後ろから一気に来られてペースが速くなりました。これも競馬ですから仕方ないですね。この馬場でよく頑張って走ってくれました」

4着 ラブリーデイ(ルメール騎手)
「いいレースでした。でも、重い馬場と2200mでラスト100mは疲れていました。でもよく頑張っています。直線は勝てると思ったくらいですから...」

5着 ステファノス(戸崎騎手)
「流れも悪くなく、いいポジションが取れて、直線でもすんなり前が空いてくれました。しかし、残り200mで反応が今一つになりました。こういう馬場だと距離に課題があるのかもしれません」

8着 サトノノブレス(和田騎手)
「返し馬からフワフワしていました。3コーナーに入って反応があったのですが、やはりパンパンの良馬場の方が良さそうです」

12着 タッチングスピーチ(浜中騎手)
「前半からついて行けない感じ、気持ちもあまりなく、この馬らしさがなかった感じです」

13着 ヤマカツエース(池添騎手)
「1〜2コーナーで脚を取られてかなりノメっていました。3コーナーで持ち直しましたが、とにかく一から出直しです」

14着 ワンアンドオンリー(田辺騎手)
「別に無理にポジションを取りに行った訳ではないのですが、他馬以上にこの馬は下を気にしていたように思います」

15着 トーホウジャッカル(酒井騎手)
「2コーナーで少し息は入りましたが、最後抵抗することをしませんでした。やはり調教でも重の時は動きが鈍るので、その点が出たのかも...とにかく仕切り直しです」

16着 アンビシャス(横山典騎手)
「まだまだ返し馬から元気良く、子供っぽい感じでした。長い目で見てやって欲しいですね」

ラジオNIKKEI

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