昨年は
アンビシャスがトップハンデで圧勝した
ラジオNIKKEI賞。今年も同じ音無厩舎の
ブラックスピネルが人気を集めそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/3(日)
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・福島芝1800m)
ブラックスピネル(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)は前走の
白百合Sでオープン特別2勝目を挙げた。昨年7月のデビューから5着以下になったことがない堅実派で、萩Sでは後の重賞3勝馬
スマートオーディンも破っている。ここも決めて、昨年の本レースを勝った同厩の先輩
アンビシャスに続きたいところだ。
ゼーヴィント(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)はデビュー3戦目の未勝利で勝ち上がると、続く
山藤賞(500万下)で連勝し、
プリンシパルSでも3着に入った。新馬戦以外の4戦で上がり最速をマークしており、ここでも上位争いが期待される。
アーバンキッド(牡3、美浦・
斎藤誠厩舎)は前走の
NHKマイルCで
メジャーエンブレムをマークして捕まえにいったが、最後力尽きて16着に終わった。結果的に前へ行って残ったのは
メジャーエンブレムのみだっただけに、相手が強すぎたということだろう。このメンバーなら地力上位と言ってよく、巻き返しを期待したい。
その他、
すみれSを勝った
ジョルジュサンク(牡3、栗東・
鮫島一歩厩舎)、連勝中の
アップクォーク(牡3、美浦・
中川公成厩舎)、
オークスで0.4秒差の
ダイワドレッサー(牝3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)、ニュージーランドT2着の
ストーミーシー(牡3、美浦・
斎藤誠厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。