北の大地で心機一転を図る。
浜中俊騎手(27)=栗東・フリー=が今週から4週間、函館に本格参戦。函館は4年前に騎乗経験はあるものの、滞在するのは今回が初めてだ。「落馬でケガをし、休んだ時期があったので気分を変えようと思った」と理由を語る。2月の
東京新聞杯で騎乗した
ダッシングブレイズで落馬。左指と左手首を骨折して戦列を離脱した。悪い流れを断ち切るため、例年なら中京を主戦場とするところを函館に変えた。
滞在競馬については「馬とじっくり向き合うことができる」とうなずく。競馬場に常駐することで馬にまたがる機会は増え、接する時間は長くなる。「滞在は久々だね」。違った環境に身を置くことが、自身にとって大きな刺激にもなっているようだ。
日曜のみ
CBC賞が行われる中京参戦となるが、土曜は函館で6鞍を予定。昨年、G1・3勝を挙げた関西のトップジョッキーが、函館の夏を皮切りに猛然と巻き返しに出る。
提供:デイリースポーツ