中京11Rの
CBC賞(3歳以上GIII・芝1200m)は3番人気
レッドファルクス(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。クビ差の2着に7番人気
ラヴァーズポイント、さらにクビ差の3着に2番人気
ベルカントが入った。
レッドファルクスは美浦・
尾関知人厩舎の5歳牡馬で、
父スウェプトオーヴァーボード、
母ベルモット(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は17戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
レッドファルクス(M.デムーロ騎手)
「
桜花賞以来の重賞制覇、嬉しいですね。以前一度だけ乗ったことがありました。芝もダートも悪くないという感じでした。1400mをしばらく使われていたので、前半少しずぶいところがありましたが、直線はラストまでいい脚を使い続けてくれました」
2着
ラヴァーズポイント(
松若風馬騎手)
「楽な形で2番手に行けて、道中の流れも向きました。ハンデの50キロも活かしてよく頑張ったのですが、惜しいレースでした」
3着
ベルカント(藤岡康太騎手)
「左回りで少し右に右にというところはあったものの、この上がりの中、ラストまで本当に頑張っています。スタートも出て、ほぼ思った通りのレースは出来ました」
4着
サドンストーム(C.
ルメール騎手)
「とてもいいスタートから4番手で
リラックスしてレースが出来ました。でもラスト100mで疲れてしまいました」
5着
ベルルミエール(
太宰啓介騎手)
「スタートも出て、いい位置からレースを運んで、直線もバテずに頑張ってくれました」
6着
スノードラゴン(
大野拓弥騎手)
「58.5キロもあったと思いますが、それだけにスタートがもうひとつだったのが痛かったですね。時計も早かったかもしれません」
9着
エイシンブルズアイ(
石橋脩騎手)
「またこの馬に乗るチャンスを頂けて勝つためのレースをしました。内枠からいいポジションが取れたのですが、3コーナー過ぎからいい時の感じではありませんでした。今回は休み明けでしたし、力はこんなものではないはずです。これからまただんだん良くなっていくと思います」
(
野中賢二調教師)
「使いつつ良くなる馬で、3ヶ月はこの馬としては長い休みでした。それでもプラス8キロの体重は想定内で、体はできていたし、動ける体になっていたと思ったのですが......。返し馬の感じがこの馬の本来の感じではありませんでした。外見はできていましたが、中身が本物ではなかったのかもしれません」
10着
サクラアドニス(
和田竜二騎手)
「馬の行く気に任せてのレースで、ラストはそこそこ来ています。乗りやすいいい馬ですね。マイルぐらいまでの距離でやれそうな馬です」
12着
メイショウライナー(
秋山真一郎騎手)
「流れに乗せていって、なし崩し的に脚を使ってしまいました。どこかで脚を溜めたかったですね」
ラジオNIKKEI