「
七夕賞・G3」(10日、福島)
新天地で活躍の場を見いだした
バーディーイーグルが、重賞初制覇に向けて虎視たんたんだ。デビューから26戦、ダートを使ってきたものの、今春に初めて芝を走り4、3、1着。米国産の母に父は
ブライアンズタイム、全兄
バーディバーディはダート重賞2勝と砂血統に思えるが、ダートではなし得なかった1600万下の壁を芝で楽々突破した。
名伯楽・国枝師は5日、「馬って本当に分からない部分があるよな。ダートで少し頭打ちを感じていたから使ったんだけどね」と苦笑い。「福島の小回りとか馬場悪化とか、まだいろんな懸念材料はあるが、とにかく、うまく立ち回ってほしい」。芝でまだ底を見せていない点は強みだろう。上昇気流に乗ってチャンスをつかんでみせる。
提供:デイリースポーツ