スマートフォン版へ

競馬ゲーム訴訟で馬のパプリシティ権認める

  • 2000年01月19日(水) 15時53分
 ユーザーがジョッキーになり、いろいろな競走馬に騎乗し、レースに出走する人気ゲーム「ギャロップレーサー」が、実在の馬名を無断で使用したことに関し、権利が侵害されたとして複数の馬主が、販売元のテクモを相手に、販売の差し止めと損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、名古屋地裁であった。

 判決では、G1レースに出走した馬を所有する馬主らの請求に限り訴えを認め、販売差し止めについては棄却した。一般に競走馬について著作権は発生しないという考えがあるが、パブリシティー権(商品価値のあるものの経済利益を支配する権利)については議論となっており、今回の判決はG1レース出走馬に限っているとはいえ、今後、競馬ゲームまたは映像、写真などにおいて大きな影響を与えそうだ。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す