2日間にわたって開催される「セレクトセール2016」が11日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで開幕。カナダの大馬主がセリに初参加した。
「
トップライナー215」(牝、
父ディープインパクト)を1億2500万円で落札したのはチャールズ・フィプケ氏。昨年のセールに訪れたオーストラリアの女性調教師ゲイ・
ウォーターハウス師に誘われての来日で、同師の負傷でそろっての来日は実現しなかったが、「10頭ぐらい選んだ中で、一番欲しかった馬。手に入れることができて幸せだ」と満足そうな表情を見せた。
昨年もアンブライドルドフォーエヴァーで
バレリーナS・米G1を勝つなど、北米やオーストラリアで多数の競走馬を所有している。将来的には日本の馬主資格取得も視野に入れているようで、「特に決めていないが、日本で走らせることも選択肢」と笑顔で話していた。
提供:デイリースポーツ