「
ジャパンダートダービー Jpn1」(13日
大井競馬場)
初めて大井競馬に参戦した名古屋の女性ジョッキー
木之前葵(23)が、7番人気の
カツゲキキトキトに騎乗して奮闘。最後までよく粘って6着に踏ん張った。
好スタートから道中は4、5番手のポジションにつけたが、3コーナーあたりからペースが上がるといったんは8番手まで後退。しかし、そこから再び盛り返して、直線では失速した2番人気の
ストロングバローズをかわして6着でゴール。「きれいにゲートを出たけど、中途半端な競馬ではさまれてしまいました。ロスがなければもっとやれたかな」と、レース後はやや無念の表情を浮かべた。
それでも、
武豊、戸崎圭、岩田康、内田博、Mデムーロ、川田とJRAのトップジョッキーと一歩も引かずに競り合い、詰めかけた1万5000人以上のファンから大きな声援を受けた。「すごい応援で、こんなのは久しぶりでした。いい経験になりました。次は(藤田)菜七子騎手と一緒のレースで走れればいいですね。
名古屋競馬場で待っています」と笑顔を見せていた。
提供:デイリースポーツ