藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本=が18日、
佐賀競馬場に初参戦し、4鞍に騎乗した。8Rの
マリンスノー賞(6頭立て)では1番人気の
ケモノタイプで鮮やかに逃げ切り、
地方競馬通算5勝目(JRAでは4勝)をマーク。先頭でゴールを駆け抜けるとスタンドは大きな拍手に包まれた。
多くの観客が押しかけたパドックでは「菜七子、頑張れ!」の声援が何回も飛んだ。騎乗後は「父の実家が同じ九州の長崎で、温かいファンが多かったのが印象的でした。しばらく勝てていなかったから、うれしかった」と5月28日(東京2R)以来の勝利を振り返った。6Rは4着、7Rは5着、10RのJRA交流えびの特別は9着だった。
この日の
佐賀競馬場はえびの特別などがあった前年同日比で187%の3621人。菜七子効果で入場人員はほぼ倍増となった。
提供:デイリースポーツ