31日(日)に新潟競馬場で行われる第16回アイビスサマーダッシュ(GIII)に登録をしているローズミラクル(牡6、栗東・羽月友彦厩舎)について、羽月友彦調教師のコメントは以下の通り。

(前走の韋駄天S3着を振り返って)
「初めての条件でしたから、走れるかどうか半信半疑でした。しかし、あまり有利ではない枠からだったにもかかわらず、しっかりと走ってくれました。これなら重賞に挑戦しても大丈夫だなという感触を得ました。
　見ていた限りでは分かりませんでしたが、戸惑いがないはずはなかったと思います」

(前走後の調整について)
「一旦、ノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。それから先々週に栗東に戻っています。栗東に戻ってから、追い切りは今日合わせて4本で競馬に臨みます」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)だいぶ気温が上がってきていますが、バテている様子もなく、非常に元気で、坂路でも良い動きをしてくれています。
　(今日は)だいたい53秒ぐらいで指示を出したのですが、本当に53秒0で上がってきてくれました。目一杯の少し手前ぐらいという感じです。元気に上がってきていましたし、最後の反応も良かったと思います。
　2ヶ月(の休み明け)ぐらいですか、全く問題ないと思います」

(好調の要因は？)
「やはり芝の適性があったということと、基本的な能力が高かったということだと思います」

(今回のレースに向けて)
「適性があると思いますし、今度は同じ条件が2回目ですから、馬の心構えも変わってくるでしょう。
　相手は、前走の1、2着馬とその他に強い馬も来ますので、楽ではないと思っています。ですが、頑張ってほしいです。
　体の大きな馬ですので、(斤量が)2キロや3キロ増えても全く問題ないと思っています。
　この馬は夏に競馬するのが初めてなのですが、今のところ暑さにやられている感じもないですし、普段通りとても元気です。
　この馬にとって初めての重賞になりますが、是非スプリント路線の主役になれるようにここで頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材：米田元気)

ラジオNIKKEI