ニエル賞(9月11日・
シャンティイ芝2400m)を
ステップにして、
凱旋門賞(10月2日・
シャンティイ芝2400m)を目指す
マカヒキ(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝28日は帰厩後、初めてとなる本格的な追い切りをCWで行っている。
馬の少ない時間帯に馬場へ登場したが、首を上下しながら入場するのはいつも。決して入れ込んでいるわけではなく、一種のポーズなのだろう。鞍上の大江祐輔調教助手に促されて、スムーズにキャンターへ移行。行きたがる様子は全くなく、軽い走りで徐々にラップを速めていった。
最後まで余力十分の走りだったが、時計は6F82.2〜5F67.7〜4F53.9〜3F40.4〜1F12.6秒と速い。大江助手に「今週でも競馬を使えそうな時計ですね」と声をかけると「本当に楽に走っていますよ。すごく順調です」と笑顔。ここまでの調整過程を見ているかぎり、万全の状態で出国できそうな感じがする。
(取材・写真:井内利彰)