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デットーリ騎手6か月騎乗停止 コカイン検出

  • 2012年12月05日(水) 21時20分
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フランキー・デットーリ騎手は禁止薬物検出のため、6カ月の騎乗停止処分が下された。デットーリ騎手の代理人が12月5日に明らかにした。デットーリ騎手は9月16日にロンシャンでの騎乗後のサンプルからコカインと疑われる薬物の陽性反応を示していた。処分の適用期間は11月20日から来年の5月19日まで。世界中の競馬場で処分が適用される可能性が高い。英ダービーやオークスまでには復帰できる見通し。

代理人「フランスギャロはデットーリ騎手が薬物違反を犯したと発表しました。デットーリ騎手はフランスギャロの決定を完全に受け入れるという旨の書類にサインをしています。彼は競馬界のみならず、すべてのスポーツを愛する人々を、とりわけ家族を失望させたことを深く後悔しています」

9月16日の凱旋門賞トライアルミーティングで4鞍に騎乗し、その際のサンプルから薬物が検出されていた。この件は11月20日にパリで行われたフランスギャロによる薬物審議会で審理が行われ、デットーリ騎手にはこの時点で一時的に騎乗停止の処分が下されていた。その後12月4日にデットーリ騎手への聴聞が行われ、今回の決定となった。

デットーリ騎手は41歳。今月15日に42歳となる。イギリスのリーディングジョッキーに3度輝いている。1993年にコカインの所持で警察から警告を受けた際は「一からやり直す」と更生を誓っていた。1995年から2012年までの18年間、ゴドルフィンの主戦騎手として9回の英クラシック勝利を含むG1競走110勝をオーナーにもたらしていた。


【補足】
デットーリ騎手が日本で騎乗するチャンスは今回の件でほぼなくなったと言えるでしょう。再びコカインに手を染めてしまった、というのも残念です。記事ではカットしましたが、キーレン・ファロン元騎手は薬物違反で2回目の騎乗停止処分が下った際、その期間は18カ月にもおよんでいます。もし次に同様の事態を引き起こした場合は騎手生命を絶たれることになるでしょう。
ネタ元のURL
http://www.guardian.co.uk/sport/2012/dec/05/frankie-dettori-six-months-ban-drugs-test

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