「
兵庫サマークイーン賞」(29日、園田)
高知所属の3歳馬
ディアマルコが強豪古馬を撃破して、重賞3連勝を飾った。園田での重賞は2走前の、
のじぎく賞に続き2勝目。2着には1番人気の
トーコーヴィーナスが入り、園田転入後10連勝中だった、2番人気の
タガノトリオンフは3着に終わった。
高知ダービー馬の称号は、だてではなかった。
ディアマルコはハナを切った
トーコーヴィーナスを見る形で2番手を追走。3番手には
タガノトリオンフが続く。先行有利の流れのなか、そのままの隊列で直線へ。3頭の追い比べとなり、
トーコーヴィーナスが押し切りを図ろうとしたところを、外からひと追いごと伸びたのが
ディアマルコが、ゴール前でクビ差かわした。
鞍上の佐原は「正直、自信はなかった。古馬との(実力)差を見てみたかったが、まさかこれだけのレースができるとは。夢みたいです」と同馬の勝負根性に目を丸くした。
次走は
秋桜賞(9月1日・名古屋)へ向かう予定。高知の
ニューヒロインの今後が楽しみだ。
提供:デイリースポーツ