「
レパードS・G3」(7日、新潟)
兵庫CSで7馬身差完勝を決め、交流G1
ジャパンダートダービーへと挑んだ
ケイティブレイブ。ゆったりとした逃げでレースを支配したが、最後は
キョウエイギアの強襲に屈して2着。惜しくも3歳砂王の座には手が届かなかったものの、そのスピードとしぶとさは世代トップクラスの実力を改めて示すものだった。
「他馬が早めに来たことで脚を使うしかなかったからね。でも、動かされたけど、よく粘ってくれた」と
武豊は振り返る。3歳ダート馬の頂点を争う舞台で崩れなかっただけに、自信を深めた銀メダルと言えるだろう。
前走後はすぐさま目標をここに設定。中間はしっかりと乗り込まれてきた。栗東坂路で行われた1週前の追い切りでは、4F53秒4-38秒9-12秒7を馬なりでマーク。04年プロキオンS(
ニホンピロサート)以来のJRA平地重賞Vを目指す目野師は「前走の反動はないし、いい状態だと思う。昨年夏の小倉からずっと使ってきたけど、変わりはない」と仕上がりに胸を張る。「前走を見て、改めて3歳馬の中では強いと思ったし、うちの馬についてきた馬はバタバタになるよ。受けて立ちたいね」。今回も果敢にハナを切り、同世代のラ
イバルをねじ伏せるのみだ。
提供:デイリースポーツ