「
レパードS・G3」(7日、新潟)
ユニコーンS3着の
グレンツェントは3日、戸崎圭を背に美浦Wで併せ馬。キッチリと併入に持ち込んだ。
朝一番の美浦W。3歳の盛夏を迎えても荒々しさの残る
グレンツェントの背中に、初コンビを組む戸崎圭がまたがった。
トーセンマタコイヤ(5歳1000万下)を0秒6追走し、2馬身後ろに
パリーアーク(5歳500万下)という隊列でスタートしたが、実質的には直線で馬体をそろえたトーセンとの2頭併せ。強めに気合をつけられるときっちり併入に持ち込み、5F67秒6-38秒9-12秒9のタイムを計時した。
引き揚げてきた戸崎圭は「いい馬ですが、気難しさを出している感じですね。残り1Fで併せて反応を見る追い切りでしたが、耳を絞ってて」と苦笑い。課題の気性面に満点回答とはいかなかった。
それでも仕上がりに関してはほぼ万全だ。加藤征師は「負荷がかかっているのに、きょうは上がってきてもケロッとしていた。調子に関しては大丈夫でしょう」と笑みを浮かべる。目下リーディングトップを走る鞍上がどう乗りこなすか。重賞初Vへ最大のポイントとなりそうだ。
提供:デイリースポーツ