「エルムS・G3」(14日、札幌)
休養明けの
大沼Sを1分41秒7でレコードV。勢いそのままに、
モンドクラッセが10日、函館Wで躍動した。リズム良く3〜4角をクリアし、直線は軽く気合をつける程度で豪快な伸びを披露。4F53秒2-38秒5-12秒2で堂々フィニッシュだ。
前走後も順調に調教を消化し、1週前には同コースで5F67秒0。「先週末にもやっているから、きょうは味付け程度。でも動きは良かったよ」と清水英師からは自然と笑みが漏れる。はち切れんばかりの雄大な馬体。1度使った上積みは十分と考えていいだろう。
札幌、函館は驚異の5戦5勝。負け知らずの要因をトレーナーは「水が合うというより、コース形態が合うんだろうね。北海道はいつも上手に走ってくれる」と分析した。申し分ない舞台設定に加え、抜群の仕上がり。初タイトル奪取は目前に迫っている。
提供:デイリースポーツ