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【関屋記念】ヤングマンパワー激闘V 戸崎は2週連続重賞制覇

デイリースポーツ
  • 2016年08月15日(月) 06時00分
 「関屋記念・G3」(14日、新潟)
 サマーマイルシリーズ第2戦は、見応えある追い比べを制した3番人気ヤングマンパワーが、昨年のアーリントンC以来となる重賞2勝目を決めた。戸崎圭は先週のレパードS(グレンツェント)に続く2週連続の重賞V。2着は早め先頭から粘った7番人気ダノンリバティ。1番人気マジックタイムが3着で、4頭出しのノーザンファーム生産馬が上位3頭までを独占した。

 好スタートを切ったピークトラムを制してロサギガンティアがハナヘ。さらに、外から前年覇者レッドアリオンもダッシュを利かせる。めまぐるしく先頭が変わる乱ペースにもヤングマンパワーに騎乗した戸崎圭は冷静に対処した。6番手追走から直線で満を持して追いだし、先に抜け出したダノンリバティを目がけてスパート。最後は激しいマッチレースを制し、首差とらえたところがゴールだった。

 「スタートを出てくれたし、ある程度の位置にはつけたかった。外から(レッドアリオンが)来たのは誤算だったけど、我慢してすぐ落ち着いてくれた」と鞍上はレース序盤を振り返る。「十分に手応えがあったので、直線はタイミングを計って追いだしました」と汗をぬぐった。

 自身は先週のレパードS(グレンツェント)に続く2週連続重賞V。現在124勝を挙げ、全国リーディング首位をひた走る名手は「馬が良く走ってくれています。頭が下がる思いでいっぱいです」と謙虚に話した。

 「レース前から結構自信があったんです。ジョッキーと手が合う(2戦2勝)のもありますが、着差以上の強さだったと思います」と手塚師は胸を張った。サマーマイルシリーズでは10点でガリバルディと並んで首位に立ったが、最終戦の京成杯AH参戦には消極的。次走は富士S(10月22日・東京)になりそうだ。

 秋の最大目標にはマイルCS(11月20日・京都)を掲げる。「もともと走る素質があった。これからますます力を付けてくれると思うし、楽しみ」と戸崎圭は今後の活躍を期待。夏の越後路で軌道に乗った4歳馬がマイル王の座を狙う。

提供:デイリースポーツ

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