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北九州記念・G3」(21日、小倉)
行きたがることなく、しっかりと折り合ってスピードアップした。栗東坂路を単走した
オウノミチが、ぬかるんだ馬場状態のなか4F53秒0-38秒7-12秒8を計時。軽快に動いた。「いいと思う。変わりなく来ていますね。掛かっていないし、イメージ通りの時計でした。予定した追い切りができました」と佐々木師はうなずく。
これまでは両膝の弱さから使い込むことができなかったが、「ここに来てようやく普通の状態になってくれた」と、着実に不安解消へと向かっている。格上挑戦だった前走の
バーデンバーデンCをV。「あの荒れ馬場をこなしたのは大したもの。その後、疲れは出ましたが、放牧を挟んでいい状態になりました」と師は胸を張り、「ここでどんな走りをするかによって進路が決まりますね」と重賞初挑戦に意欲をのぞかせていた。
提供:デイリースポーツ