G1・3勝馬
ニッポーテイオーが16日夜、けい養されていた北海道浦河町の優駿ビレッジAERUで老衰のため死んだ。JRAが17日、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルを通じて発表した。33歳だった。
87年の
天皇賞・秋、マイルCS、88年の
安田記念とG1を3勝し、通算21戦8勝(うち重賞7勝)。86、87年の最優秀ス
プリンター、87年の最優秀4歳以上牡馬に輝き、“マイルの帝王”の異名を取った。
マイル王VS長距離王として話題を呼んだ88年
宝塚記念で、当時6連勝中だった
タマモクロスの2着に敗れたのを最後に引退し、種牡馬入り。95年の
大阪杯、
函館記念を制した
インターマイウェイ、95年
毎日杯を制した
ダイタクテイオーなどを輩出した。113連敗で話題になった
ハルウララの父としても知られる。
うらかわ優駿ビレッジAERU・太田篤志氏「多くのファンがいる馬で、全国から会いに来てくださいました。最長寿記録を更新してほしかったですが残念でなりません。応援してくださった方々にお礼申し上げます」
提供:デイリースポーツ